犬の飼育 素晴らしい体験となる
どんな初体験もドキドキでしょ?
3月上旬。毎月の愛犬の定期健診に行きました。
軽肥満が改善されていない…でもそれ以外は問題なしだったので。とりあえず、ホッとしました。笑
全国的に気温は上がってるんでしょうね。僕の愛犬は寒さに弱いチワワですから、冬の気温には気を付けて過ごしていました。お陰様で愛犬、愛鳥は(睡蓮鉢のメダカも)元気に冬を乗り越えてくれました。今後もカワイイ我が子たちの健康を守ってやりたいと思っています。
春は入学式、入社式のシーズン。新たに何かを始める人も多いでしょう。今回は初体験について書かせて貰いますね。
初めて何かをする時ってドキドキしますね。初めての自転車、初めての学校、初めての仕事。
皆さんは、初めて異性と手を繋いだ時のことを覚えていますか?過去のドキドキした時のことって忘れないものですよね。
そんな大昔のこと覚えていない?
嘘だ〜!絶対に、ドキドキしたはずですよ。
今回は、そんなドキドキした初体験。僕の女性相手の恋愛の話ではなく、犬を飼い始めた時の心境、そして犬の飼育について考えた事を書かせて貰います。
愛犬との出会いは運命的
僕が愛犬と初めて会ったのは、大型スーパーに入ってるペット店でした。その2ヶ月ほど前から犬を飼うことを決めてはいたのですが、いろんなペット店へ行ってもネットで探しても ピンと来る子がいなかったのです。
でもある日、ペット店のホームページで紹介されていた子の画像と動画を見て 一目惚れしたのです❤
「なんだ、この子? かわいい…」
それまで犬種はトイプードルや シーズーを考えていたのですが。〈犬種はチワワ〉と書いてある。当時は《チワワ=吠えグセ》という誤ったイメージを僕は持っていたので、ちょっと不安に思ったのですが。とにかく この子を実際に見てみたい!と思い、翌日に店に行って その子に会いました。
画像のままの可愛さでした。キョトンとした表情で おとなしそう。見た目はチワワっぽくなくて、犬をモチーフにして作った《ゆるキャラ》の人形って感じでした。
ドキドキしました。でも そのドキドキは《カワイイから》だけでは無かったと思います。
目が合ったんです。
そして声をかけた。
「坊や、うちに来るかい?」
でも返事は無かった。
トコトコトコ、ペット店のケージの中を無邪気に歩いたり座ったり。
でも決めたんです。
《この子は、僕が守ってやらなければならない》
と思ったから。
飼うのが運命だと感じたから。
店員と話をして その子の健康状態などを聞きました。そして念のため もう一晩【きちんと責任を持って飼えるか】を考えました。
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翌日には家族も連れて店へ行き、飼うことが確定しました。購入手続きを進めながら《どんな事があっても、ちゃんと元気に育てなきゃ!》と心に誓ったのを覚えています。
犬を飼うために引っ越しまでして準備を進めていたので 思いが強かったのです。愛犬を抱いた時に目頭が熱くなるほど嬉しくて。愛犬との出会いに感謝しました。
愛犬や愛猫、愛鳥との出会いについて。
《これは運命だ!》と感じる人は多いですよね。小さな命を大切に育てて、共に過ごす事で感動したり、感謝したり。時が流れる中で、本当に運命的なドラマが生まれます。
飼育で苦労する点は、必ずある
犬でも猫でも、小鳥でも。ペットを飼うのは素敵な体験になります。でも、もちろん責任を負いますから楽しい事ばかりでは有りません。
これから犬を飼おうと思われてる人にも 僕のブログを参考にしていただきたいので。犬を飼い始めて苦労する点についてもお伝えしたいと思います。
僕は気合を入れて犬を飼う準備をしていたので。〈飼育で苦労をした〉と言っても、飼育がイヤになるほどの苦労はしていません。
*小型犬を選んだ
*飼うのは1匹だけ
*実家の親を含めて、家族の全員が動物好き
こういった状況ですので、僕は大きな苦労をしていません。犬を飼う場合に苦労する点というのは ある程度は内容が決まっているんです。ですから その点を考慮して犬を迎え入れたんですよ。
かなりの犬好きの僕でも、犬の飼育に関しては初心者ですから。自身の住環境や収入、体力を考慮して慎重に飼う犬を選んだのです。
これから犬を飼おうと思われてるなら、どうかペット店の店員の甘言を鵜呑みにしないでくださいね。彼らはただ売るのが仕事であって、育てるのは あなたですから。安易に飼い始めたら、ワンちゃんも飼主も本当に辛い状況になってしまいます。気を付けてください。
犬の飼育での苦労とは?
今までに犬、猫、小鳥を飼って来ましたが。全て幼い状態から飼っていました。文鳥、インコは毛の生え揃わないヒナの状態からでしたし、猫は400gの片手で持てるサイズからでした。
愛犬については お迎えした時点では生後3ヶ月。約800gのパピーでした。
赤ちゃん犬、パピーは身体が出来上がっていませんから。分かりやすく言えば豆腐のような〈フニャフニャの状態〉です。抱きしめるのも慎重に。衝撃は絶対に与えてはいけませんし、大きな物音もNGです。
よく子犬や子猫の横で(人間の赤ちゃんの横でも!?)大きな音楽をかけたり、タバコ吸ったりしてる飼主がいますが。その感覚は最悪です。高野山の滝にでも打たれて悔い改めた方が良い。
すぐにでもハンマーで音楽機器やテレビを破壊して、タバコも捨てていただきたい。そして反省しながら優しい声で 子守唄を歌ってあげてほしい。
犬の飼育の苦労について。もしあなたが下記の《飼育する時の制限》を読んで辛そうだと思うなら 飼わないほうが良いでしょう。事前に飼育を控える事は賢明な選択です。無理をせず、もう一度 考え直してもいいのです。
*世話があるので自由にTVを見れない
*自由にタバコを吸えない
*決まった時間に餌を与えなければならない
*様々な費用がかかる
*ウンチ、オシッコの始末がある
*ケージやトイレなどの清掃がある
*毎日 連れて行く散歩がある
どうでしょう?辛そうだと思われましたか?
もし、このくらいの事が辛そうに思うなら、あなたは犬の飼育に向いていないと思われます。なぜなら、僕が接して来た多くの愛犬家の皆さんにとって、これらは楽しみだったり喜びだったりするからです。
よ〜く愛犬家の様子を観察すれば それが分かります。
「うちは多頭飼いだから、餌代が大変なんだよ」
「この子はラブラドール。赤ちゃんの頃はヤンチャで。ソファーやテーブルの脚なんてボロボロよ〜」
「うちの子、賢いけど。乳歯の頃は甘噛みしてきて、手に歯型が付いたんだ。けっこう痛かったよ」
「うちの子は アメリカン コッカースパニエル。よく歩くの。毎朝、1時間は散歩させてるわ。私は ヘトヘトだわ」
言葉だけ見れば大変そうに見えるでしょ?
でもね、
本当に苦しい時や辛い時、人は笑って話しません。笑。
確かに毎日の散歩や飼育費用、衛生管理など犬の世話は大変なことも有りますが。これらは愛犬家であれば、努力や工夫で解決できるものがほとんどだと思います。
愛犬家でも飼育が面倒くさい時はある
愛犬をパピーで迎え入れたので。もちろん僕も飼育方法の事で戸惑ったり、失敗したりは有りました。疲れた日もありました。
例えば、僕自身が体調が悪い日。
夜中3時に《キャン、キャン》と愛犬がケージの中から呼んでくる。《ウンチが出たよ、綺麗にしてよ》と呼んでいるのです。夜中でも綺麗にしてあげないといけません。
朝は朝で自身の身支度で忙しくても、お湯でふやかして柔らかくした餌を食べさせてあげないといけない。ゆっくり食べるのを見守るのです。
散歩も 飼主が疲れてる日は大変です。出来るだけ毎日、連れて行かなければなりませんからね。
犬を飼い始めてから僕は、ほとんど風邪をひかなくなりました。小型犬でも よく歩く子なら朝夕に15分ずつ散歩が必要ですから。風邪をひいてる場合じゃない。
幼い犬は好奇心旺盛。散歩中も気が抜けない。石ころや木の破片、公園なら誰かが食べ残したもの、子供の玩具の破片などを愛犬は 咥えようとしますから。散歩中は ずっと要注意です。
初めての散歩。
初めての動物病院。
初めてのドッグラン。
僕も愛犬も、全てが初めての体験ですからハラハラ ドキドキばかりでした。
でも素敵な経験でした。
《面倒くさいよ〜》と感じたり、そのような冗談を言ったりもするのですが。心から飼育が嫌になったことは、一度も有りません。カワイイ寝顔を見たら、疲れが消えるからです。
《私の事を信頼して甘えてくれる》
《私の事を親のように思ってくれている》
愛犬家にとって これほど嬉しい事はありません。
愛犬家の本当の苦労は『気苦労』
今回は これから犬を飼う事を検討されてる人を意識して書かせて貰いました。
中途半端な思いなら、動物は飼わない方が良い。《散歩がイヤ》《ウンチの臭いがイヤ》と思うなら犬を飼ってはいけない。犬を不幸にするだけです。
《自分の食べる分を減らしてでも犬に食べさせてやりたい》《犬用のトイレを掃除すると充実感がある》これが愛犬家だと思います。
最後にそんな本当の愛犬家、そして今後 本当の愛犬家になられるであろう人に向けて《犬の飼育で本当に辛い点》を3つ書かせていただきますね。共感して貰えるなら嬉しいです。
- 外出時に留守番をする愛犬の事が超心配
- 愛犬が体調不良になった時に超心配
- やがて来る別れ(虹の橋)の事を思うと超心配
すべて愛犬の事を想っての気苦労ですね。
いかがでしょう?
ただ純粋に愛犬の健康と長寿を願う。これは真の愛情を注ぐ者だけが得られる心の平穏ではないでしょうか?犬の飼育って素晴らしい体験になるのだと思います。
記事の最後に お願い
コロナの影響で(在宅ワークなどで)家で過ごす人が増えました。それを理由にペット店で犬や猫がどんどん売れています。しかし本来は、動物は勢いで売るものではありません。物ではなく命だからです。
コロナが落ち着き在宅期間が明けたので、犬猫の世話が出来なくなって安易に捨てる人が出始めているそうです。本当に情けなく、馬鹿な連中だと思います。
僕は激しく憤っています。ペット関連の悲しい報道を見る度に悲しくて悔しくて、本当に胃が痛むのです。愛犬家の皆さんと交流しながら こういった傾向に少しでもストップをかけられたらと思っています。
本来なら、少しでも皆さんが気楽に読める優しい文章を書きたいのですが。残念ながら今は、飼育放棄や殺処分の問題について触れないわけには行きません。
飼育経験者の我々が未経験者のお手本になる、或いはデタラメな購入を止めさせる。そうすれば不幸な犬を減らす事は出来ると思います。
皆様の飼育体験について お聞かせいただければ記事に活かせますので。お力添えをよろしくお願い致します。
今回も 最後までご覧くださりありがとうございました🍀
《完》